以下は解決に至った最近の事例です。保険会社の提示金額を鵜呑みにせず、粘り強く交渉していくことが、納得のいく結果につながります。
●福岡県朝倉市在住のOさん(65歳)の場合事故発生から約半年の症状固定の後の申請により後遺障害非該当との連絡を受ける。そこで当事務所に支援依頼。異議申し立てによって14級の認定を受ける。しかし、認定の理由書中でふれられていなかった障害について、さらに異議申し立てを行い結果的に12級の認定を受ける。A保険会社は非該当ということで50万円程度の傷害による慰謝料等の損害賠償を提示していたが、解決額は250万円超となり、結果的に約100万円超の経済的利益を得る。
●福岡市南区在住のHさん(41歳)の場合後遺障害等級10級の認定を受けた後に当事務所を来訪。B保険会社より傷害による慰謝料等の損害賠償として500万円円弱の提示を受けるが、本人の収入、障害の程度を適正に主張した損害賠償請求書を提出。数度の交渉による駆け引きの結果、1500万円超の金額で示談に至る。当初の金額との差額は1000万円を超えた。
●大分県在住のSさん(30歳)は、後遺障害等級併合10級に認定されたが、保険会社が障害による収入の減を認めずなかなか示談に至らなかったが、実際の業務においてかなりの不自由が生じていることを証明。これにより約2000万円近い賠償額増額の結論を得た。当事務所としては行政書士ができる事実証明書類の作成という支援で経済的利益の獲得を実現した。
●北九州市八幡西区在住のAさん(27歳)の場合事故による治療の途中から当事務所を訪問。当初、後遺障害等級非該当となるが、新たな診断書等を添えた異議申立により後遺障害等級14級の認定を受ける。C保険会社より提示された傷害による慰謝料等の損害賠償額は70万円程度だったが、当事務所の支援による数度の損害賠償請求書により230万円弱で示談が成立。